AMERICAN CAR TROUBLE BLOG
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American Car / Buyback Appraisal Guide

アメ車の一括査定は要注意
——国産車と査定基準が違う理由、
高く売るための考え方

一括査定サイトで表示される「1位」は、あくまで概算です。アメ車は、その概算と実車査定の額が離れやすい車種だと言われています。

アメ車の一括査定は要注意——国産車と査定基準が違う理由、高く売るための考え方
⚠ ご利用にあたって 本記事は査定・買取に関する一般的な傾向を、公開されている情報をもとにまとめたものです。実際の査定額は車両の状態・年式・地域・時期によって変動します。売却の最終判断はご自身の責任で行ってください。

アメ車を手放そうか検討していて、一括査定サイトを使ってみた——そんな方がまず目にするのが「1位◯◯万円」という提示額です。ここで一つ、知っておいてほしいことがあります。

その「1位」は、まだ実車を見ていない段階の概算だということです。そしてアメ車は、国産車に比べてこの概算と実際の査定額が離れやすい車種だと言われています。

なぜアメ車は査定額の差が大きくなりやすいのか

一括査定サイトを含む多くの買取店は、国産車の取引を主な事業としています。そのため、アメ車特有の相場に関する情報の蓄積が薄くなりがちです。

買取比較メディア「おいくらマガジン」では、この点について次のように説明されています。

一般的な買取店は、国産車の買取を主に行っており、アメ車の需要や相場に関する情報が少ない傾向にあります。そのため、査定の際には、転売価格を基準にすることが多く(中略)査定額が低くなったり、買取りを断られたりする可能性があります。

一方でアメ車専門店については、次のように対比されています。

アメ車に精通したスタッフが在籍しており、各車種や年式、仕様ごとの需要や価値を熟知しているため、適正な査定が可能

つまり構造としては、こういうことです。

相場データの厚み評価の基準
一般的な買取店・一括査定国産車中心。アメ車は薄い転売価格を基準にしがち
アメ車専門店車種・年式・仕様ごとに厚い需要・希少性を踏まえた評価

一括査定サイトの「1位」は、こうした複数の買取店(国産車中心の店も含む)が、入力情報だけをもとに提示した概算の中の最高額です。アメ車専門店が査定に参加していない、あるいは概算段階では慎重な数字を出している、というケースは珍しくありません。

相場情報そのものが、参照先によってかなり違う

試しに、人気の高いジープ・ラングラーの買取相場を、公開されている2つの情報源で見比べてみます。

情報源買取相場として公開されている数値
カーセンサー(掲載車両価格からの集計・平均相場)119.9万円〜403.5万円
ネクステージ(年式別の買取実績)2024年式で最大655.7万円(同社の過去最高買取実績)

集計方法が違うため単純比較はできませんが、同じ車種でも参照するデータや年式・グレードによって「相場」として語られる数字自体が大きく変わることが分かります。国産車の売れ筋モデルのように、相場情報が均質化されていないのがアメ車の特徴です。

この「相場情報の薄さ・ばらつき」こそが、一括査定の概算と実車査定の額が離れやすい根本的な理由です。

高く売るために、確認しておきたい3つのこと

① 一括査定に加えて、アメ車専門店にも一声かける

一括査定は「電話が少なく、手間がかからない」という利点があります。ただし、上記の理由からアメ車専門店が査定に参加していない可能性もあるため、一括査定の結果を見たうえで、別途アメ車専門店にも査定を依頼するのが安全です。同じ車を複数の切り口で評価してもらうことで、概算と実車査定の差が事前に見えてきます。

② カスタム・整備記録を残しておく

アメ車は個体ごとにカスタムの有無・整備履歴の差が大きく出やすい車です。純正パーツを保管している、整備記録が残っている、といった情報は、概算段階では反映されませんが、実車査定で評価が上がる材料になります。

③ 自分の車の年式・グレードの希少性を把握しておく

同じ車種でも、年式や仕様によって国内での流通台数が大きく異なります。事前に自分の車がどの程度流通しているモデルかを調べておくと、提示された査定額が妥当かどうかの判断材料になります。

🚗 愛車の今の価値を確認する

修理か、売却か。判断材料になるのは「修理見積もり」と「今の売却額」を並べた比較です。アメ車は業者によって査定額の開きが大きいため、1社の提示額だけで決めず、複数社の査定を取ったうえで見積もりと突き合わせてください。

まとめ

免責事項 本記事に記載の相場数値は、各情報源が公開している時点でのデータであり、将来の査定額を保証するものではありません。実際の査定額は車両の個体差・時期・地域によって変動します。売却の最終判断は、複数の査定結果を確認したうえでご自身で行ってください。

出典